F1は誰のものなのか

いやまぁバーニー・エクレストンのものなんですけど(笑)。

今回のアメリカGPに限っては、ちゃんとしたタイヤを作れなかったミシュランが全ての元凶です。ドライタイヤ4セット持ち込めるのに(フリー走行の前に2セットに絞りますけど)全滅だなんてとんでもない話です。結果から見れば、ブリジストンユーザーは交換無しで全周普通に走りきったのですし。

シケインを作ってスピードを落とせばレースはできるなんてすっとぼけた案が出てましたが、予選にすらなかったシケインを高速区間に急造したらどうなるかなんて、誰にでもわかります。FIAが提示した最終コーナーで安全圏までスピードを落とすか、ピットレーンを走るかという提案は「BSも同じ条件じゃないと不公平だ」というわけのわからん理由で拒否。つまりミシュランユーザーは最初からレースする気なんてなくて、「シケイン作ればレースするって言ったのに、FIAとフェラーリが反対したんだ」と責任転嫁したかっただけでしょう。

ただ、問題の背景に、今期のバカなレギュレーションがあるのも事実です。パンクなどの明確な異常がない限りタイヤ交換できないなんて、不合理にも程があります。タイヤを温存する為に攻めきれず、オーバーテイクも無い退屈な展開。いったいどこがエキサイティングなんでしょうか。「タイヤトラブルが増えればエキサイティング!」なんて考えだったら話になりません。せめて「タイヤ交換は任意。ただし同時給油無し」程度で良かったのに。(現行ルールでも任意のタイヤ交換はできますが、最高60秒のペナが付きます)

タイヤ交換に関しては各チームからもずっと文句出てますし、なんとかならんもんですかね。