最速の皇帝

シューマッハ引退。レース後のドライバーズインタビューで自らその事を淡々と話す姿、その心中を察するともう泣かずにはいられません。セナが消えてから延々と走り続けた孤高のレーサー。フェラーリに所属して「赤き皇帝」と呼ばれるようになり、他の追随を許さない速さで次々に記録を塗り替え、金字塔を打ち立てていく姿は爽快でした。その速さは時に畏れと共に「レースがつまらん」「顎空気嫁」などと言われたりもしましたが、やはり皆「圧倒的な強さ」をシューマッハには求めていたんじゃないかと思います。

今日のレースを見る限りまだまだ「最速」を名乗れる気もしますが、引き際としては最良のタイミングなのかもしれません。

それにしてもインタビューの席で右隣に自分の後継者ライコネン、左隣に同郷の若き新鋭クビサ。もう仕組んだとしか思えない絵でした。これが「皇帝」と呼ばれた者が持つカリスマなのでしょうか。